ココ圏外?! エリアカバー率 / 人口カバー率って、どうやって計算してるの? [【携帯技】]
携帯電話を持っていても、電波が届かないところじゃ使えない。
そんなときに指標にするのが、キャリアが出している「エリアカバー率(人口カバー率)」。
ちょっと嘘をついっちゃった、去年のauのケースもあるけれど、
「エリアカバー率」ってどうやって算出してるの?
docomoの場合
市町村事務所方式:
市町村における全ての市町村事務所(市役所、町役場、出張所)が、カバーされていればOK。
↑その市町村の、市町村事務所が1ヶ所でも、カバーされていなければ、その市町村は「未カバー」
問題点:市町村事務所がカバーされていれば、圏外地区があっても「カバー」になる。
auの場合
メッシュ方式:
全国を「500m x 500m」の四角形のメッシュに区切り、
そのメッシュエリアを「ある程度」カバーしていたら、そのエリアのカバーはOK。
↑ある程度:auが定める程度
問題点:独自基準なので、他との比較参考にならない。
SoftBankの場合
メッシュ方式:
auと同じで、全国を「500m x 500m」の四角形のメッシュに区切り、
そのメッシュエリアを「ある程度」カバーしていたら、そのエリアのカバーはOK。
↑ある程度:SoftBankが定める程度
問題点:独自基準なので、他との比較参考にならない。
・見事に3キャリアともバラバラ&独自基準です。
キャリアが悪い訳では無く、統一基準を持たない業界体制が悪いんですけどね。
あ…、それじゃあ、キャリアが悪いのか…?!
・という現状を踏まえて、これじゃあイカンということで、行政が立ち上がりました。遅っ
総務省が新たに、エリアカバー率の定義を打ち出しました。
総務省が決めた定義
メッシュ方式:
全国を「500m x 500m」の四角形のメッシュに区切り、
そのメッシュエリアを「一定基準」カバーしていたら、そのエリアのカバーはOK。
↑一定基準:「50%」以上カバーしていること。
・これが行政基準です。au、SoftBankの率を50%にしたんですね。
・残りの49%の地域が気になりますけど、
行政基準はあくまで、最低ラインなので、
キャリアごとに、70%とか80%とか、サービス地域を上げて競争していくと思います。
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