au 「IC機」「ROM機」「L2ロックフリー機」まとめ [情報:au]
auの携帯端末には「レベル2simロック」という機能が付いてます。
端末1台を常に使って、持ち変える時は機種変のみという方には、特に問題無いのですが、
「色んな端末にsim差し替えて使いたいぜー」って方には、気を付けなくはいけない点があります。
・そもそも「レベル2simロック」とはなんですが、携帯端末に最初に差したsimカードを
携帯端末が記録し他のsimカードを受け付けない、というシステムです。
・だからバッテリー切れたから違う端末にsim差し替えて使お、というとことはauでは基本できません。
・じゃあ、Aさんが使用していた携帯を、Bさんにあげる、といった場合はどうするのかというと、
「auショップ」に出向き「ロッククリア」の手続きを踏めば 携帯端末は最初の真っ白な状態に戻り、
Bさんのsimを携帯に差せば、Bさんのsimのみを認識する携帯になります。
・しかし、ここでBさんは、携帯を「持込み機種変でロッククリア」の手続きをすることになるので、
手数料としてauに「¥2,100」支払わなければいけません。
これがユーザー側にとっては非常にデメリットです。
なんで機種変えるだけでお金とられるんだよってなります。
Aさん、Bさんが同一人物の場合などは、何のためのシステムなのか訳が分かりません。
・何故こんなシステムにしているのかauの言い分はこうです、
「たとえば携帯を盗まれた場合、どのSIMカードを差してもそのまま端末が使えることを防ぐための措置」
・う~ん、これは的が外れていますね。持ち込み機種変すれば、盗んだ人が使えるようになりますから。
・盗まれればsimごとなので個人情報も盗まれますし、
端末を使えなくする利用制限も、「製造番号(IMEI)」をauは顧客ごとに管理してないので、
特別セキュリティが高いものでも無いです。
(製造番号(IMEI)は、契約書に必ず書かれているものですし、外箱にも書かれています。
万が一のときの為に控えておく方がいいと思います。)
・さて、この「¥2,100」を「無料」にできる手段が、「2つ」あります。
(※2/13追記:機種変手数料化「¥2,100」に伴い、ROM機使用無料化が無くなりました。)
①「ROM機」を使用
・auの携帯端末の中でも、以下の
「HTC EVO WiMAX ISW11HT」
・ヤフオクから検索
・amazonで購入。
¥8,000~(売り切れの場合があります)
「HTC EVO 3D ISW12HT」
・ヤフオクから検索
・amazonで購入。
¥8,900~(売り切れの場合があります)
「MOTOROLA PHOTON ISW11M」
・ヤフオクから検索
・amazonで購入。
¥11,000~(売り切れの場合があります)
3機種はそもそもsimカードを使用しません。内部ストレージに直接sim情報を書き込みます。
・直接ROMに書き込みを行う端末をauでは「ROM機」って呼んでます。
対して、通常の携帯端末を「IC機」って呼んでます。
・auは「simカード」のことを「ICカード」って言うからです。
(docomoは「simカード」のことを「UIMカード」って呼んでいます。)
①-1.「IC機」→「IC機」には、先述の通り「¥2,100」掛かります。
①-2.「IC機」→「ROM機」には、「ROM消し」と呼ばれる、ROM内のsim情報を消して、
「sim入れ」と呼ばれる、ROM内にsim情報を書き込みが行われます。これは「無料」です。
①-3.「ROM機」→「IC機」には、IC機のロッククリアが発生しますが「無料」です。
回線番号移行の後、ROM機のsim情報を消す「ROM消し」を行うのがauの手順なんですが、
これを忘れる店員さんもいます。この場合、回線契約はROM機に残っており、
知らないうちにパケット通信が発生してしまうかもしれないので注意です。
この流れを「sim出し」と言います。
・なので、「ROM機」を間に挟むことで「IC機」→(ROM機)→「IC機」 も「無料」になります。
(ただし、auは1日に1つの申込み(1オーダー)しか出来ないシステムを使用してます。
これの流れだと、2日に分けてしないとダメになります。
でも「強制オーダー」を掛けてもらうと時間は掛かりますが、いくらでも申込ができます。
1日では出来ないと言われたら「強制オーダー」掛けて下さいと言えばOKです。)
・端末を使いまわすぜーという方は「ROM機」は必須のアイテムになります。
②「レベル2simロックフリー機」を使用
・最近のスマートフォンには「レベル2simロック」機能自体をつけていない機種があります。
私の知るところでは、以下の端末です。
・「HTC J ISW13HT」
・「URBANO PROGRESSO」
・「MOTOROLA RAZR IS12M」
・「Xperia acro HD IS12S」
・「XPERIA acro IS11S」
・「WindowsPhone IS12T」
・「MIRACH IS11PT」
・「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」
・「Optimus X IS11LG」
・「SIRIUS α IS06」
・「EIS01PT」
・「iPhone4S」
・「iPhone5」
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・これらは「auショップ」に出向くことなく、simカードの差し替えが可能です。
・また今後の「au 4G LTE」は、全て「レベル2simロックフリー機」になるようです。
・「レベル2simロックフリー機」では呼び名が長いので「L2ロックフリー機」と言われます。
・ショップによっては、au基準で「simカード」のことを考えているので、
「レベル2simロックフリー機」のことを「simフリー機」って言うau店員さんもいますが、
一般的に「simフリー機」とはどのキャリアの「simカード」でも使える携帯端末をさします。
・じゃあ、どのキャリアでも使用できる端末は何って言うんですか?ってau店員さんに聞いてみたら
それは「キャリア間simフリー機」です。って言われました…。まぁ、そうなんですが…。
・まとめ
・「IC機」を手放したい時は、「L2ロックフリー機」で使い回しができるので1台あれば便利です。
・「ROM機」を手放したいときも同じです。
・なのでau回線契約している場合は、「ROM機」と「L2ロックフリー機」を持ってると便利です。
・手に入りやすいのは「HTC EVO 3D ISW12HT」、
「WindowsPhone IS12T」
・ヤフオクから検索。
・amazonで購入。
¥15,000~(売り切れの場合があります)
です。
・よっぽど新品にこだわらない限り、ネットオークションで安価に入手が可能です。オクでも新品ありますけど…
・また、案件さえあれば、機種変「¥0」で入手できます。
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通りすがりですが、SIM出しについて今まで読んだ中で一番わかりやすい記事でした。
感動してついコメントしてしまいました。
これからもがんばってください!
by yuka (2012-12-14 13:30)
わー、そう言って貰えるととても嬉しいです。ありがとうございます。ホントに「ROM機で無料」は何度ショップで¥2,100請求されそうになったことか…。
by ぴすれまさし (2012-12-14 16:05)
これはわかりやすい。
良い記事を有難う。
by NO NAME (2013-04-13 18:11)